今まで、多くの貸し工場業者が
自分が貸した工場が生まれ変わる様子を見ています。
何もなかった、誰もいなかった空き家が1ヵ月で50人以上の作業員、PC、機械類、デスク
にあふれて活気あふれる場所になっている。
単なる廃屋だった貸し工場が、経営者の手に渡り
繁栄してゆく姿を見るときその工場を貸した持ち主、不動産業者は何より喜びを感じる事でしょう。
貸し工場に新しい主がやってきて、次第に従業員が増えて、工場が生きた場所になる。
すると周りの環境も変わってくるはずです。
貸し工場が利益を生み出して事業を拡大するという事は
人手不足が生じる事であり、工場の働き手が募集されることになります。
すると地域の求職者に職を与えてあげられる事になります。
貸し工場を経営する事で助かる人がいる、地域が明るくなる。
単に自分がもうけること以上の喜びをきっと感じる事ができるはずです。
今までなじみのなかった場所を自分の事業の拠点として選択して
そこで生活して、働いて、人を雇い地域との関わりを生み出してゆく。
貸し工事というスペースが大きな経済発展へ繋がる場に成長してゆく。
利益と職を生み出す社会貢献の場に変化する。
貸し工場が良い経営者、良き事業によって地域の活性化を引き起こす事は珍しいことでは
ないのかもしれません。
実際始めてみると、いい事ばかりではないはずです。
騒音への苦情であったり、建設場での子供への安全面のクレームであったり…。
そのたびに譲り合い和解し解決策を生み出して事業を存続させてゆくというのは
並大抵の事ではありません。
対・人の問題だけでなく環境面でも何か不具合が生じる可能性は多々あります。それを
乗り越え地域に根付いた生産を続けてゆく。
大変だからこそ、事業が軌道に乗り始めたときには土地への愛着や恩恵を感じることでしょう。
貸し工場を借りて何か始めようと考えたとき、まずは利益を生み出す事を考えることでしょう。
そして地域と関わる事により当初の考え方は変化してゆくでしょう。
貸し工場と人と地域と繋がりと発展は日本の過疎過密化の解消、経済発展への貢献へとつながって
いるのですね。